この前、親戚のM子に会ったら、同僚に言えないくらい

覚えておきたい「利息のかかり方」

この前、親戚のM子に会ったら、同僚に言えないくらい昇給したと大喜び。自分へのご褒美にブランド物の新作バッグを買うのだと張り切っていました。そのバッグ、1ヵ月分の給料より高いそう。彼女の会社はボーナスがない年俸制のシステムなので、どう資金繰りをするのか迷っている様子です。


せっかく貯めた定期預金は解約したくないので、クレジットカードを有効活用して払いたいといいます。そこでM子は「リボ払いと分割払いのどっちにするといい?」と聞いてきました。あっさり答えるのは彼女のマネー教育上よろしくないので「どっちがいいと思う?自分で調べてみた?」と突っ込んでみました。


すると「たぶん分割払い・・・」と自信なさげの答え。「親戚にFPがいるなんて、いいなぁ」と友達に言われるようですが、このように私に突っ込まれるM子は、結構ハードな生活を送っているのです。それはともかく、M子にアドバイスした内容をお伝えします。クレジットカードの支払い方法には次のような種類があります。

  1. 1回払い(翌月に一括払い)
  2. 2回払い(翌月と翌々月の2回払い)
  3. ボーナス一括払い(ボーナス時期に一括払い)
  4. 分割払い(支払い回数を指定)
  5. リボルビング払い(設定した毎月の支払額だけを払う)

覚えておきたいのは、手数料、つまり利息のかかり方。@〜Bは無料ですが、C〜Dは年率12〜15%もの利息がかかるのです。@〜Bのいずれかで支払うのが賢い利用方法といえますね。分割払いは分かるでしょうから、リボ払いの仕組みを詳しく見てみます。例えば、ある月にカードの利用額が総額で12万円になったとします。


「月3万円のリボ払い」と設定していたら、毎月3万円+利用額残高の利息の請求がきます(カード会社によっては3万円に利息込みの計算をするところもあります)。12万円のうち3万円支払うと、残高は9万円。翌月5万円分カードでお買い物をすると、利用残高は14万円になりますが、翌々月の請求はやっぱり3万円+利息だけの支払いになります。


一見おトクで便利に見えますが、利息が結構かかるので要注意です。リボ払いと分割払いはどっちがトクかというと、リボ払いの設定金額や分割回数によって利息額が異なるためケース・バイ・ケース。でも、やはり、リボ払いをおすすめしません。リボ払いで指定した返済額以上に毎月カードを使っていくと、どんどん利用残高が増える(=利息も増える)し、延々と支払いが続くことになるからです。


カード会社にとっては利息が稼げるのでリボ払いをすすめてきます。先日作ったクレジットカードは、申し込み段階でリボ払いを選ぶとキャッシュバックの特典がついていてびっくり。「あとからリボ(カードを使った後に携帯電話などで支払額を設定できるサービス)」なんてこともできるようです。誘惑は多いけれど、仕組みを知って自己防衛しましよう。


さて、M子には「ボーナス一括払い」の利用をアドバイス。ボーナスがなくても、ボーナス払いを使うことは可能なのです。ボーナス払いなら時期によっては6〜8ヵ月支払いを先送りできる上、利息がかかりません。バッグの金額を先送りした月で割った金額を、カードの支払い月までに毎月のお給料から貯めて払うプラン。これならボーナスがなくても、定期預金を解約せずにバッグをゲットできます。